たなぼた
33歳から英語を勉強するブログ
エミリー、パリへ行く

エミリー、ペリへ行くが大炎上した理由

2020年からNetflixオリジナルドラマで配信され、
2024年現在シーズン4が配信されているほど人気の『エミリー、パリへ行く』

ざっくり言えば、

『明るく可愛いアメリカ人エミリーがフランスの支社で働くことになったものの文化の違いに奮闘しながら、フランスの魅力も伝える』

というこのドラマですが、
過去にとても炎上したことがあります💦

世界中でブームを起こすと同時に炎上も巻き起こしたこのドラマ
一体どんなところが炎上の原因となったのでしょうか?

炎上ポイント3つを解説していきます。

エミリーパリへ行くのあらすじ

シカゴのマーケティング会社で働くエミリーは、会社が買収したフランスのマーケティング会社で働くことに。

20代のエミリーはフランス語ができないながらも、周りのフランス人は英語が堪能。

アメリカ人のエミリーは馴染みがないフランス文化に戸惑いながら、インフルエンサーとなりつつ仕事も恋も友情もフランスで着実に築き上げていく。

炎上ポイント①ステレオタイプのフランス

  • 仕事は10時半から、フランスの始業は遅いのが当たり前!
  • ランチは長時間、昼から飲酒もOK
  • 上司がクライアントと不倫関係(公然の秘密)
  • 不適切な関係はパリでは受け入れられる
  • 女性は女性らしく、性的な魅力のアピール何が悪い?
  • 石畳に放置されたままの犬の糞
  • 建物が古いのでエレベーターがなかったり、配管に不具合がある

と、まあまあ、フランスのステレオタイプつめこみました!がすごい。

日本人の私にもフランスってこういうもんなんだ~!とわかりやすく(誇張して)描かれていたので、はっきりと意図がわかる作品でしたね!

日本人の私には、

『フランス文化って他国からこう見られているのね』

と勉強になったけど、フランス人からしたら、全員がそうじゃない!って怒りたくなる気持ちもわかる気がします。

日本人はみんな、残業当たり前過労死当たり前、それが美しいとされているなんて通り一遍に描かれたらいい気はしないですよね。

炎上ポイント②アメリカ人ご都合主義すぎる展開

  • マーケティング仕事で詰まったら毎回エミリーがSNSを使ったアイディアで顧客に気に入られる
  • エミリーが提案するアイディアや仕事はいつも大成功
  • 気になっていた彼のお店もエミリーの人脈で彼が独立することのきっかけに
  • 関わる人みんなエミリーのことが好き
  • 関わる人みんな恋も仕事もステップアップしている

平たく言えば、常にハッピーエンドで周りの人間もみんな上手くいってて幸せなドラマ

待ちの景観も素敵だし、ファッションも可愛くてずっと見てられるけど、考え込むような深みはない。

本当にサクッと見られる、
ぼーっとしてみられるドラマって感じ!

そこが私は大好きだけど、いつもエミリーのアイディアで大成功!って感じがマンネリと感じる人もいるかも?

炎上ポイント③ウクライナ人女性の万引きが描かれる

万引きを悪いこととして認識していない無知な人、傲慢な人という描かれ方に、ウクライナ文化省の長官が、製作元のNetflixに抗議文を送る事態にまで発展。

シーズン2の第4話にて、
エミリーが語学学校で仲良くなったウクライナ人女性とウィンドウショッピングしているシーン。

エミリーは女性に促されるまま試着したものを精算せずに出て行きます。

お店を出るところでエミリーは慌てて精算しに戻ろうとするのですが、
ウクライナ人女性は

何故支払をしなくてはいけないの?

という、態度。
ウクライナ文化省の長官は自国民のイメージが傷つくことに抗議したってことです。

なぜ炎上する事態になったの?

なぜ炎上するような作品をNetflixで放送したのか?

それは、元々『エミリーパリへ行く』はアメリカ国内へ向けた作品だったのです。

アメリカのケーブルテレビでの放送が決まっていたのですが、紆余曲折あり、Netflixで世界190カ国配信へ変わったそう。

アメリカ人しか見ない前提でステレオタイプのフランスと自国の対比で面白く作っていたら、フランス人が反応して怒っちゃった!ってとこが実態のようです。

実際は、フランス人もあれは理想のパリでしかない と笑って見ている人が多いようですけどね。
(パリの街並みが綺麗なのは首都だけ、その首都もあんなに綺麗なはずがない、ロケ前の街の掃除は大変だったろうな、エミリーの住んでるアパートはパリの気候だと暑すぎて住めるわけがない、などなど、探せばたくさん出てきます。)

まとめ

アメリカ人が国内向けにドラマ作ってたら、いつの間にか190カ国で配信する事になったドラマ。

アメリカ人向けにステレオタイプのフランス人と自国のギャップを描いたら、フランス人からこんなにフランスはひどくない!!というので炎上。

フランス人はひどいけど、自国のかわいいアメリカ人はいつも上手くいくアイディアを持って周りもハッピーにする展開なので、余計に批判が高まった。

さらにシーズン2ではウクライナの長官から講義される事態。

シーズン3以降、目立った炎上もなく現在シーズン4まで放映中。

炎上がおきたのもそれだけいろんな国の人に観られているからと言える人気の証ですね!
今後のシリーズが楽しみです♪

ABOUT ME
おはぎ
あらさー子なし。楽観的な夫とゆるっと妊活中。 国内旅行、ハンドメイド、刺繍、きらきらかわいいものが好き。 スワロフスキーだいすき! ネイリストから事務職に転職した。口癖は宝くじ当たらないかなー?

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